コラム

森林伐採の必要性

2015.12.22

一口に森林伐採と言っても、さまざまな形での森林伐採があります。世の中の風潮としては「森林伐採は悪いことだ」というイメージを持たれがちですが、実際には適度な森林伐採は、森がより豊かに、長生していくために必要なメンテナンスなのです。
森林伐採をしていないと、森に光が入らなくなり、光が入らなくなると、低木や背が高くなりにくい植物は光合成ができなくなります。そうすると、それを餌にしていた虫や動物が減少し、森で生きている動物や虫の個体数が減少すると、土の中の栄養素が失われ、結果として樹木に悪影響を及ぼしかねないのです。
過度な森林伐採はもちろんよいことではありませんが、適度に森林伐採をしていないと、逆に森が育たなくなってしまうこともありますので、森林に対する正しい知識を持った人の手を加えることは必要なことであるといえます。
木々を伐採することは、森の中の木々の密度調節をする上でも非常に重要です。これを大規模な範囲で行うことを森林伐採といいます。森林伐採では、森が今後どのようになるのか、また、どの程度までは人が使ってもいい範囲なのかということを、今後の森の成長率を元に計算して考えます。人間と森、両者がうまく共存していくうえでも、適度な森林伐採は必要なものなのです。
これをしっかりと行っているのが、伐採業者です。実際に森を開発するために森林伐採をしたいという企業や、単に木材が必要だから森林伐採をしたいという企業など、さまざまな種類の企業がありますが、実際には、伐採業者がこれらの企業と、森の中間層で、森の健康を損なわず、また、人間が可能な伐採範囲はどこまでなのか、探りながら伐採業を行っています。
伐採は主に秋から冬にかけて行われ、曲がって生えていたり、他の木の成長を妨げていたりする木を主に伐採や間伐の対象として切っていきます。伐採にも方法があり、適度な距離を保って木々を植えていくために、立ち木の密度に重点を置いて最終的に残す木の量を決めたり、列状に木を間伐していく合理的な間伐方法などがあります。